豆腐と納豆

アジアは欧米よりも摂取量が高め

アジア諸国における乳がんなどのがんの発生率が欧米よりも低いという事実は以前から知られていて、乳がんなどの発生がすくないことで知られています。
特に乳がんの発生率には差が大きく見られたことから多くの研究者の注目を浴びました。
さて、乳がんの発生には、乳製品の過度の取りすぎが理由の原因の一つとされています。

さて、カルシウムは、日本人が最も不足しがちな栄養素の一つといわれています。
そのため、牛乳の摂取を推奨するような動きもありますが、文化上の違いから、日本人はとくにカルシウムの大部分を大豆製品によってまかなっているといわれています。
逆に欧米などの諸国においてはそのような習慣がなく、牛乳からカルシウムの多くを確保しているという背景が乳がんの発生率の違いに関係しているといった示唆もあります。

歴史的に見てみても、ユーラシア大陸の食事文化を大きく東西の二類型に分けてみると、西側はいわゆる麦類栽培と乳牛などの家畜をともなう牧畜を前提としたような食事パターンであるのに対し、反対の東側は主に水田稲作によって主食が決定されるといった稲作の依存型、非牧畜文化の典型的食事パターンであるといえます。
この東側の地域の典型である、いわゆる日本や東南アジアを含めたモンスーンアジアには、魚もしくは大豆を原料とした、醤油などを中心とした万能調味料が発達したのです。

特に東アジアでは、お味噌や醤油、さらに納豆などの大豆発酵食品に代表されるような食事がメインとなっていて、それが現代にも受け継がれているとされています。
その結果、私達は知らず知らずのうちに健康的な大豆を中心とした乳がんなどになりにくい生活習慣を送っていたのです。
また、大豆には他にも色々な栄養素が豊富に含まれていることがわかっています。
大豆は良質、そして健康によいとされる植物性蛋白源であり、さらに発酵させることによって、イソフラボンがアグリコン型の吸収しやすい形になることから腸内の細菌バランスを整え、腸内環境改善を行う健康効果もあると言われています。
大豆を中心とした食事はその健康的な側面から欧米諸国からも注目されていて、私達もその良さを再確認していく必要があるのかもしれません。

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